300万円の結婚指輪

 
 
今日も
とあるホテルにて披露宴が行われていて…
 
美しかったなぁ…
 
 
紅葉が美しい時期に結婚される方が多いのですね〜
 
 
 
 
京都の街中では季節に限らず
 
 
 
 
多くのカップルが
毎日のように結婚記念の撮影をされてます
 
お召し物、美しいのですよね〜
 
 
 
 
【人間、疲れすぎると同じ靴を買っちゃったりするよね〜(精一杯の自己肯定)】と自虐話しを広げていたら
【わかる、わかる。おかしくなる時あるよね〜】と乗ってくれた知人女性
 
 
そんな彼女が、
実はね…
と話した内容にその場にいたみんなも、その場の空気も固まる…
 
 
【でね?幸せすぎると物に対する執着心が薄れるのか
凄く大切にしてたコート、
うっかり妹にあげちゃったのよ〜】
 
なんて話す彼女の話は心に入って来ず…
 
 
左手薬指にギランと輝く指輪に
みんなが釘付け…
 
 
お値段なんと300万円ッ…
 
 
付き合ってた彼と結婚することになって
一生に一度、これが最初で最後だから…と
この高価な指輪を買ってくれた、と。
 
 
彼との不協和音に悩む彼女がその彼と結婚
さらに
指輪は300万円
 
 
ダブルの衝撃で、しばらく空気も
その場にいたみんなも固まる…
 
 
これまでの経緯について話しを聞き始め…
ようやく、少しずつ溶解していく止まった空気たち
 
 
 
 
彼女と別れた帰り道
 
良かった、良かった
そうだ、結婚って勢いだったよね〜
楽しかったお茶会を回顧しながら歩いていて…
 
 
 
 
何気なくショーケースを覗き込む…
 
 
 
んーーーー…そうねー…
私だったら…
 
 
指輪一つに300万円は要らないな、と、突然結論。
(すでに情緒が怪しい…)
 
 
 
例えば。
1個3万円のアクセサリーがあったとして。
3万円のアクセサリーってなかなかの逸品で…
 
 
それ一つだけでも凄くテンション上がるのに
それが定期的に色んなデザインの
3万円のアクセサリーが買えたとしたら…
 
 
10個で30万円
100個で300万円
 
 
 
 
 
3万円のアクセサリーが100個
 
 
 
 
んーーーーーー…
 
 
 
やっぱり、私は100個がいい…
 
 
300万円の指輪をもらうって
それだけの価値があなたにある
と言われてるようなもので…
 
 
それに対する憧れがあって
羨ましいなぁ~と思ったけど
 
 
それは、それ
これは、これ だゎ…
 
 
と、何だか複雑な秋のオンナゴコロ…
 
 
彼女には。
彼女の好きなスワロフスキーのキーケースを
プレゼント予定
 
 
人の価値観って…
オンナゴコロって…
 
 
色々よね〜