罵られるのが怖かった専業主婦

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メロディが…
声が…
 
とても素敵でヘビロテ中のこの曲
 
 
…歌詞の意味はわからないけど…
 
 
癒されるから
きっと素敵な歌詞なのだと思ぅ…
 
 
 
 
夜の銀座に来ると必ず、安良城 紅さんの
【Here alone】が頭の中に流れて
一気に【黒革の手帖】の世界観に移行する…
 
 
富裕層のお金をめぐって
女性たちの戦いが始まるストーリー
 
 
素敵だったなぁ〜
 
 
 
 
 
夫が仕事で休みのない生活を過ごしているのに
嫁は毎日笑顔でジム通い
 
夫が眉間にシワを寄せて暗い顔をしてるのに
月に一度は友達と旅行
 
夫は年中暗い服を着てるのに
嫁の着ている服は明るめ 
  
夫は洒落っ気が無くなっていくのに
ブランドものとは言えないが洒落たカバンを持つ嫁
  
汗で脂ギッシュな肌 & 汗臭い夫だけど
華やかなお化粧に香水を楽しむ嫁
  
胃痛に苦しむ夫だけど
嫁は とにかく元気 
  
ストレスで疲労困憊の夫だけど
たまの料理教室通いに家事すら楽しそうな嫁
 
 
 
夫が苦しんでる時は自分も同じように苦しみを味わうべきで、自分らしい生活なんて望むべきではなく
これらはダメ嫁の典型と断言するご家庭だった為
自分を殺してた
 
 
 
そうするとね
 
 
 
 
何に感動して
何が楽しいのか…?
 
 
自分のことなのに本当に分からなくなるのですょ
 
 
 
 
美しい色彩の絵を見てもなんとも思わない。
 
 
 
何にも感動せず
感情が【無】になっていく母を見て育つ娘は…
とか
そんな人生を送ってる娘を見て私の母や父は…
とか
 
 
私の大事な人たちの心情を考えた時
 
 
【自分を殺す】のが良い嫁の典型なら
良い嫁と思われなくてもいい。と思い切れて
 
結果
家を出る という選択を取りました 
 
 
 
その後
【お前の母親はダメ嫁だった】
とか
【パパのような優しい夫に恵まれてたのに出て行ったバカなオンナ】
と、事あるごとに娘に話す義母
 
 
未成年の娘
心の成長期でもある時期
 
 
避けたかったこの状況は想像できていただけに
実際にことが起こると心臓が強い緊張で萎縮していくのがわかる、なんとも言えない不安で潰されそうになり
情緒不安定な時期が続きました
 
 
 
でも1ヶ月ほどで立ち直れたのは
子供はバカじゃないということを思い出したから。 
 
 
 
母は頑張ってくれてたけど、父親が連帯保証人になって借金を抱えてる事は理解してた小学生時代  
 
公立の中学校に通ってたけど
公立の高校入学にかかる費用も苦しいのが分かってた 
 
母には過去、結婚経験があってわたしには義理の兄弟がいるんだろうな
ということも分かってた高校時代
 
父親が私を溺愛するのは過去にとても辛い経験をしたから…ということも小さい頃から察してた 
 
  
 
子供時代の私は全部分かってた
誰を信用すべきかも理解してた 
 
不幸と感じたことは無いし
むしろ幸福度は高かった
 
 
それは親の愛情のおかげ。 
 
 
 
自分のダメなところ、頑張ったところ
嫁ぎ先の家でどんなことがあったかも…
 
全て娘に話している今 
必ず添えるのは
 
 
大人同士はうまく付き合えなくなったけど
君はみんなに愛されてる
 
という一文
 
 
 
自分の子供時代を思い返す。
 
 
なんて事ないことですが…
勇気を持って踏み出せるきっかけになると思うのです
 
 
 
子供のために、自分のために。
 
新しい一歩を踏み出すきっかけになりますように…